黙々とC#

"In a mad world of VBA, only the mad are sane" 『VBAという名の狂った世界で狂っているというのなら私の気は確かだ』

C# Scriptの入力と実行

本記事は、Excel C# Script入門講座の1記事です。

C# Scriptの入力と実行

実際にC# Scriptを入力して、実行するまでを簡単に説明します。

C# Scriptを保存するフォルダの指定

f:id:d_ymkw:20160808113855p:plain

まず、Select Folderをクリックして、C# Scriptが保存されている/これから保存するフォルダを指定してください。

f:id:d_ymkw:20160808114006p:plain

選択したフォルダ内に既にC# Scriptファイル(*.csx)が存在する場合には、ドロップダウンボックスにファイル名が表示されます。

C# Scriptの新規作成

ここでは、新規にC# Scriptを入力してみます。

NewScriptボタンをクリックします。

エディタ(この場合、VisualStudioCode)が自動的に立ち上がります。

とりあえず、以下のコードを入力してください。

Excel.ActiveWorkbook.ActiveSheet.Range("A1").Value = "Hello C# Script";

f:id:d_ymkw:20160808114245p:plain

"hello.csx"という名前で保存します。

C# Scriptの編集

この記事では取り上げませんが、既に存在する*.csxを編集したい場合は、ドロップダウンボックスで選択した後、Editボタンをクリックするとファイルを選択した状態でエディタが立ち上がります。*1

C# Scriptの実行

Reloadをクリックした後*2

Script File:のドロップダウンボックスで"hello.csx"を選択します。

Runボタンをクリックすると、スクリプトが実行されます。

f:id:d_ymkw:20160808114511p:plain

Excelを立ち上げてから初回の実行のみ若干実行までに時間がかかります。スクリプト実行中は、Runボタンはグレーアウトされ、スクリプトの実行が終了すると、水色に戻ります。

*1:厳密には、単にOptionsで選択したエディタを、ファイル名を引数で渡して実行するだけです。

*2:Reloadボタンをクリックすると、SelectFolderで選択されたフォルダ内の*.csxを読み込み、ドロップダウンボックスに一覧表示します。