本記事は、Excel C# Script入門講座の1記事です。
行の指定
セル範囲の行の指定には、RangeオブジェクトのEntireRowプロパティを使用します。
EntireRowプロパティは、指定されたセル範囲を含む行全体を表すRangeオブジェクトを返します。
以下の例では、アクティブシートのセル範囲B2~E5を含む行のValueプロパティに文字列をセットしています。
Excel.Range("B2:E5").EntireRow.Value="no more VBA";
以下の例では、Sheet1のセル範囲B2~E5を含む行のValueプロパティに文字列をセットしています。
var sheet1 = Excel.Worksheets("Sheet1"); sheet1.Activate(); sheet1.Range("B2:E5").EntireRow.Value="no more VBA";
上記例ではいずれも、EntireRowプロパティが指定されると2行目~5行目のセル全てを含むセル範囲が指定され、そのセル範囲のセル全てに文字列が代入されます。